『NMNを摂れば、どんどんNADが体内で作られて、サーチュインが活性化する！』
Ｑ:若返り物質 NMNって何？
A:NMNとは、ニコチンアミドモノクレオチドの略称で、老化を遅らせる効果があるとされている物質で、体内で作られている物質の1つ。ただ、年齢とともに減少していき、20歳で作る量が100としたら、50歳で半分になり、80歳で1/10にまで減少して、どんどん枯渇していくんです。なので、老化していくのではないか？と考えられています。
ですから、足りない分は、外から摂った方が良いのですが、NMN（ニコチンアミドモノヌクレオチド）は、ブロッコリー??、アボカド??、枝豆なとの食品成分にも含まれているが、その量はとても微量で、全然足りていません。
NMNは、身体に入ると、NAD（ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド）と補酵素に変換して、腸から吸収されているんです。
NMN抗老化研究の第一人者の米国ワシントン大学医学部発生生理学部門 今井眞一郎教授の研究によると、60歳くらいのマウスがNMNを摂取後、20歳くらいの毛並み、筋肉量になったことが、マウスで実証された。
現在は、人で臨床実験を開始している。
糖尿病や、ガンの原因、認知症もいわゆる老化の1つと考えられ、それらの予防に使えないかと現在、NMN研究が盛んにが行われています。
老化を遅らせて、身体の若返りや、細胞の若返り、病気になりにくくするなどの効果が期待できるんです。
現在の販売価格帯は、高いものだと、Amazonで1ヶ月36万円、安いものだと4千円。
濃度の違いや、製造方法、原産国の違いで、価格も様々で、不純物など入っていないか注意したいところです。
きちんとしたNMNを飲むなら、5万円から10万円弱くらいのものが現状妥当と言えます。
NMNは、身体に入るとNADに変換されて、クエン酸回路をグルグル回すことで、エネルギーが作られて元気になるんです。（クエン酸回路は、糖や脂肪酸の有機物が呼吸により完全酸化される最も重要な回路）
サーチュイン遺伝子＝若返り遺伝子?の話
脳の中の視床下部に、サーチュインという物質があり、普段は眠った状態にいます。それを活性化させてくれるのがNADなんです。
サーチュインを活性化させると、NADは消費して無くなるため、足りない分を外から摂っていくことが、大切なんです。
サーチュイン活性がおこると、認知機能の改善、細胞の若返り、視力聴力の回復、インスリンの働きを良くするなどの効果もあり、活性酸素をコントロールすることで、ガン抑制できるのではないかと、予測されているんです。
その他に、骨格筋に作用して強くするので、わかりやすい表情筋で例えるとたるみが少なくなり、見た目の若返りも期待されています。だから、サーチュインの働き悪いと、顔の筋肉もたるんでくるのです。
NADは歳と共にどんどん減っていくので、外からNMNを多く摂り入れれば、体内でNADが作られ、サーチュインが活性化して、若返りできるのではないかという研究を専門家が人間で始めているので、現在、1日どのくらい摂取すれば有効かという試験を行っています。
マウスでは、様々な研究効果が明らかに出ていて、その中でも、毛並や、量が劇的に変化した結果から、もしかしたら人間の髪の毛も生えてくるのではないかと期待しているようです。
NMNという物質が若返りの根本的な解決になるのではと、すごく注目を浴びているんですね
